調理師になるための知識

調理師は様々な環境で活躍できますし、いまや「食」への関心はとても高いものだと言えます。

ECサイト「macaroni store」をオープン

ライフスタイルメディアmacaroniが、2019年10月1日より、⾷と暮らしのセレクトストア「macaroni store」をオープン!

macaroni store
macaroni store

「食からはじまる、笑顔のある暮らし。」をテーマに、コンテンツを配信している女性のためのライフスタイルメディアmacaroniが、食と暮らしにまつわるこだわりのアイテムを集めたモール型のオンラインストアmacaroni store」を2019年10月1日(火)よりオープン。

「ちょっといいもの、ちょうどいいもの。」をコンセプトとする「macaroni store」では、macaroni編集部が自信を持っておすすめする、厳選した調理器具や食器、食品などを幅広く扱っていくのだそうで、他では手に入らないmacaroni store独占販売のアイテムをはじめ、一部のお店でしか扱われていない限定商品、オリジナル商品なども続々登場予定。

また「macaroni store」の公式Instagramをフォローし、キャンペーン投稿にいいねするだけで応募が完了する、Instagramキャンペーンを開催中で、大人気の電気炊飯鍋「バーミキュラ ライスポット(トリュフグレー)」やドイツの有名ブランドWMFの「フュージョンテック」が抽選で当たるキャンペーンを実施中 (キャンペーン開催期間:2019年10月15日(火)23:59まで)

腸が喜ぶ食物繊維

平成28年の国民健康・栄養調査によれば、日本人女性の食物繊維の摂取量は1日13.9gのようで、これは10年前の14.7gと比較すると少なく、この傾向は年々減少が続いているようです。

そもそも食物繊維をとらなければ、腸内細菌の多様性が失われ、肌荒れやアレルギー、肥満などに影響をおよぼすことになります。

もともと食物線維は「便秘予防にいい」といわれているのですが、実は普段の食事から必要とされる量の食物繊維を摂るのは意外と難しいのです。

食物繊維は、人間の消化酵素では分解することができない食べ物に含まれている成分で、水に溶けないもの(不溶性食物繊維)と水に溶けるもの(水溶性食物繊維)の2つがあります。

不溶性食物繊維の働きは、腸内で水分を吸いながら膨らみ、腸の活動を活発にし、水溶性食物繊維は、腸内で水に溶けてゼリー状となり、粘着物質となって、糖分と消化酵素の接触を防ぎます。

つまり、どちらも欠かすことの出来ないものです。

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さて、この食物繊維なのですが、どれくらいの量を食べればいいのかの目安として「レタス○個分の食物繊維」と表現されているのですが、実はレタスにはそれもど食物繊維が多いわけではないということはご存知でしたか?

まず、食物繊維の摂取目標量としては、成人男性が1日20g以上、女性が18g以上と言われています。

そこでレタスに換算してみると、レタス100gあたりの食物繊維は1.1gとなっていて、レタス1玉300gだとすると、男性で6~7玉、女性で6玉程度の量を食べなければならなくなります。

しかも、レタスの食物線維1.1gのうち、水溶性食物繊維が0.1g、不溶性食物繊維が1.0gとなっているので、レタスだけではバランスが圧倒的に悪いことになります。

一体、誰がレタスで換算しようと考えたのでしょうね?

ちなみに、水溶性食物繊維の多い食べ物としては、昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里いも、大麦、オーツ麦などがあります。

本来、バランスよく様々な食べ物を食べるのが正しいのに、レタス換算して偏らせてしまう表現の仕方もどうかと思いますよね。

食の大切さ

毎日の食事は必要なエネルギー吸収の源となっており、人間が生きていく上で、とても大切な役割を持っています。

そこで重要となってくるのが「エネルギーの吸収「体組織をつくる」「体の機能の調整」の3つ働きで、この3つをしっかりと補給するためには、様々な食材の組み合わせ、日々におけるバランスの良い食事を意識し、たくさんの栄養素を摂取することが大切です。

よく眠ったり、よく運動したりということも大切ですが、もっと大切なのは毎日の食事に気をつけることによって、カダラの成長や健康維持を考えることなのです。

とかく現代人は、栄養が偏ってしまったり、ダイエットという名目で十分な量の食事を取らなかったりと、とかく健康な生活をないがしろにしがちです。

また、食事するということは、健康やカラダのためだけでなく、おいしく楽しく食事するということは、人の心を豊かにします。

何気ない食事とはいえ、人は楽しめる時間とコミュニケーションする場を自然と持っているのです。

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気をつけるべき生活習慣病

運動や休息、食事などの生活習慣によって、発症する病気や進行していく病気などがあり、これは自身の生活習慣を改善することによって、予防することができます。

例えば、糖尿病などは、血液中の糖分濃度が高い状態が続く病気で、失明や痺れなどが起こってきます。血糖また、最悪の場合血糖値が極端に高い場合、命の危険もありますから、直接的に血糖値を高くする一番の原因である暴飲暴食はさけ、栄養バランスの良い食事をとることが予防と治療になります。

メタボリックシンドロームは、内蔵に脂肪が蓄積していく、いわゆる肥満状態のことで、これは腸の周りやは腹腔内にたまる内臓脂肪によって、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が重なりがちで、悪化すると心筋梗塞脳梗塞の原因となる動脈硬化を急速に進行させてしまいます。

高血圧症は、血液の流れる際に結果に強い圧力がかかっている状態で、適切な治療をせずに放置しておくと、脳や心臓、腎臓、目などに重大な合併症を生じます。 高血圧の食事療法は、エネルギーや食塩の過剰摂取に注意し、さきほどと同じく栄養バランスのとれた食事をすることが大切で、特にお菓子や嗜好飲料などの糖分や、揚げ物・調理油などの油脂のとり過ぎによるエネルギーの過剰摂取に十分に注意しましょう。